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Channel: 渡辺 聡 – WirelessWire News
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オープンイノベーションから共創へ

ニコニコ学会βの発案者の一人である、産業総合研究所の江渡浩一郎氏(以下、江渡さん)が主催している、共創プラットフォーム研究会というプライベートの勉強会がある。江渡さんご本人からも趣旨としては「私達は共創という言葉を良く使うようになったけれども、実体としてどういうものかはまだまだ良く分かってないんじゃないか」というものとして企画運営されている。 サイトの説明文でいうとこんな感じになる。...

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ベネッセの漏洩事件がもたらしたもの

ベネッセの件が(案の定)宜しくない気配になってきているので、経過途中であるが少し触れたい。...

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ドイツの「インダストリー4.0」政策に感じる既視感

事で調べものをしていて、ドイツの推進する「Industrie 4.0」というコンセプトというか政策パッケージに出くわしたので簡単に紹介したい。 まずは本家情報から、というのでGermany Trade & Investに行ってみるとこのように書いてある。 Industrie 4.0...

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メーカー化するリテール

スーパーコンビニからドラッグストアなどのリテール分野で、メーカー化の動きが着実な流れとして強まっている。分かりやすくはPB(プライベートブランド)ラインナップの増加であるが、これは、大手コンビニチェーンの店に入ると一目で分かるようにここ何年もの動きとして進んできたものである。 ざっと店内を見回しても、 ・おにぎりお弁当など ・パン類 ・ベーシックなおやつからデザート...

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あるいは局所型オープンイノベーションについて

何をやっているのか良く分からない仕事、との言われ方を良くされる。また、仕事柄なのか、同じような言われ方をされる人が周りに少なからずいる、というか増えてきているように感じる。...

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技術とイノベーションが生活に根付くということ

少し前の話になるが、開業云年を経て、ようやく自社サイトを作ることとなり、ひっそりと公開運用している。 特段サイトが無くても仕事が出来ないということは無い職種であるし、実際無しでやってきたのであるが、ちらほらと自社サイトを持っていないのを胡散臭く見られるような気配がして来ていた。ニュアンスを要約すると、「顔が見えず看板も無いのでちゃんとした人たちと感じにくい」というところである。...

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タクシーもホテルも、みんなシェアすればいいじゃないと世は言うけれども

「シェア」の邦訳版が出されたのが、2010年。SNSが世の中に普及定着しているところで、次はこれだと提示され、様々なスタートアップやサービスが生み出されて現在に至る。 概ね4年経った今、日本でもシェアードサービスは一定の認知(と普及?)を見るようになり、国内でも優れた事例や景気のいい話なども耳に入るようになってきている。 例えば、数日前の記事である「500万円儲ける一般人も出た「自宅民宿」...

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これからとこの先のインターネットってなんだろう?

「インターネットって何?」という問いに答えるのは案外難しい。電話交換機のネットワーク構造の話を指してインターネットとは、との定義を好む人もいれば、ECやチャットなど各種サービスの隆盛について語ろうとする人もいる。更には、これらサービスを踏まえたライフスタイルや文化のことを核心だと解する人もいる。...

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イノベーションツールとしてのパターンランゲージ

パターンランゲージに関しての国内第一人者である、慶応大学の井庭さんの事業者向けのパターンランゲージの紹介セミナーに先日お邪魔してきた。 井庭さんとは、本業の方でもしばしご一緒することになりそうな流れになっており、諸々のご挨拶も兼ねてついでにセミナーにも参加しつつ、という流れであった。 という訳で、少しパターンランゲージの位置づけについて簡単に整理してみたい。 ■ パターンランゲージとは何か...

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闘会議雑感とそろそろ参加型とかいうのやめようぜ

少し前の話になるが、闘会議に少しだけお邪魔して覗いてきたので、中の人とも少々議論をしたのも合わせて雑感をまとめておきたい。 ・闘会議2015 まず、端的な結論から出すと、言わずもがなであるが闘会議は超会議からの派生であり、「会議というスタイルの獲得と展開(の第一弾?)」と理解される。...

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人工知能と創造性の狭間で人は

先日、白鴎大学にお邪魔して講演を行った際、お声掛け頂いた小笠原教授の研究室での楽屋話も含めて、人工知能とこれからの仕事の変化についてが話題となった。...

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N度目の正直で本格普及を目指すリモートワーク

テクノロジー業界で数年に一度、ちょうどオリンピックかワールドカップかと言わんばかりのサイクルで定期的に盛り上がる定番テーマがある。例えば、サービス寄りになると、コミュニティ関連サービスがメガトレンドとして良く知られており、その昔のパソコン通信、BBS、(PCベースの)BlogとSNS、LINEに代表されるスマートフォンのチャットコミュニティと推移してきている。...

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産業化仮説検証型の研究開発のススメ

定期的にお仕事として頂くテーマとして、技術の事業化機会の探索、あるいは技術の産業化についての検討がある。本テーマも裾野の広い課題であり、全体を知悉している訳ではないため全体論はとても語れるものではないが、昨今起きている動きを踏まえて手の届く範囲で幾つか整理を試みたい。 ◇産業成果を求められる大学...

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「自分たちの欲しいものは自分たちで決める(作る)」を本屋大賞に垣間見る

書籍取次大手、日販による2016年上期のベストセラー書籍のランキングが発表されていた。 ・2016年 上半期ベストセラーを発表 総合第1位は石原慎太郎『天才』 ニュースでも報じられていたが、トップ10にに本屋大賞への入賞作が入っているのが目を引く。文芸賞は少なからず販促プロモーションになるものであるが、ここまで如実に上位に食い込んでくると面白い。 ◇ そもそも本屋大賞とは...

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AfterポケモンGOの世界はARな日常を切り開くか

国内配信開始前から連日ニュースで取り上げられるという、ここしばらく見たことがないようなお祭り騒ぎを経て、ポケモンGOの日本市場リリースそろそろ一カ月が過ぎようとしている。...

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ポケモンGOのビジネスモデル:収益と競争力はどこから?

AR/VR市場の伸びが期待されるとの話題が増えてきた。テクノロジー関連業界は、特定のテクニカルキーワードが投資と産業開発を引っ張るという動き方を一年から数年のサイクルで繰り返すのが業界の基本的な仕組みとなっているが、2016年度から2017年度にかけてのテーマとして盛り上がりが期待されている。 ・AR/VR市場が「爆増」、2020年には16兆円規模に...

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2016年は書籍の定額配信サービスの元年となるのか

いずれスタートするだろうけれどもさていつだ?と議論が交わされていた本の定額配信サービス、Amazonの「Kindle Unlimited」が日本でも開始された。 奇しくも定額の配信サービスのリリースが続いたことから、2015年は定額制音楽配信サービスの元年であるとの言い方がしばしばされる。引き続いて、2016年は本の定額配信サービスの元年となるのであろうか。 ◇ リリース一カ月経ってのユーザーの声...

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IoTテーマにみるこれからのITビジネスの新しい姿

書店店頭は、世の中の情報ニーズを写し取った鏡のようなものであるが、この夏休みでIoT関連資料が案の定増えてきている。昨年から、現場の動きが本格化しているのを各所で感じ取れるようになり、ビジネスとして立ち上がってきている流れが表立ってきたところから、半年強のタイミングなため、確かにちょうど入門書から指南書が揃うタイミングである。大手のビジネス書に強い出版社から技術書に強い出版社まで、綺麗にタイミングが...

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JPX(日本取引所グループ)のブロックチェーン技術評価レポートを読む

ビットコインとはとどのつまりIngressである。というのが両者を一通り調べての所感である。 各所の記事で書かれているのでご存じの方も多いと思われるが、IngressはポケモンGOの前身と位置付けられるゲームである(前々回及び前回のポケモンGOについての記事参照)。...

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闘会議雑感とそろそろ参加型とかいうのやめようぜ

少し前の話になるが、闘会議に少しだけお邪魔して覗いてきたので、中の人とも少々議論をしたのも合わせて雑感をまとめておきたい。 ・闘会議2015 まず、端的な結論から出すと、言わずもがなであるが闘会議は超会議からの派生であり、「会議というスタイルの獲得と展開(の第一弾?)」と理解される。...

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